作曲家 オペラ
作曲家の下山です。作曲家といってもいろんな分野がありますが、私はほぼクラシック専門、中でも日本語による創作オペラをライフワークにしています。
もともと古楽が専門で、ルネサンスやバロックの音楽を専門に勉強し、イギリスとフランスの音楽院ではリュートとヴィオラ・ダ・ガンバを専攻しました。その後、フランスで古楽器によるアンサンブルを結成し、音楽監督として録音や演奏活動を精力的に行いました。
帰国後も演奏活動、特に地元における古楽の啓蒙活動に力を入れていましたが、無理がたたり、何度か体調を崩しました。闘病生活を余儀なくされ、もはや体力的に世界を飛び回ることは難しいと悟った私に残された道が作曲だったのです。
作曲家としてはまだまだ未熟ですが、私の死後も私の作品たちが未来の人々と喜びを分かち合えることを願って、日々精進しています。
音楽の力は国を越え、時を越えて人々を結びつけます。私にとって作曲は、祈りのようなものかもしれません。